笑いと空気

講演概要:
 人とロボットとのコミュニケーションに「ユーモア」を取り入れて行く事で、コミュニケーションがより楽しく、それ自身が意味のあるものに発展すると感じている。そのために「お笑い」の持つ様々なノウハウを応用できると考えている。漫才とは二人以上の会話における「楽しい」部分を、専門家である芸人が選別しデフォルメし凝縮したものである。つまりパペじろうは、人とロボットとの「楽しい」部分を最大限凝縮したプロトタイプである。  ロボットを相方に漫才をして3年が経とうとしている。漫才ロボット「パペじろう」の開発を通し様々な発見があった。効果音や変な動きによって笑いが生まれる事や、ロボットは空気をつくることができることである。また、この活動を通し、これまで自分の中にあった「お笑い」のノウハウやテクニックを論理的に分解整理するとこもできた。
 今回の講演では、これまでの活動から導かれた事柄について紹介しつつ、今後必要であろう考え方について述べたいと考えている。



ぜんじろう
お笑いタレント

吉本興業所属のお笑いタレント。
1968年生まれ。兵庫県姫路市出身。血液型B型。本名は金谷 善二郎(かなたに ぜんじろう)。兵庫県立姫路南校等学校卒業後、大阪芸術大学芸術学部デザイン学科中退。昭和62年、上岡龍太郎に弟子入りし、読売テレビ『気分はジヤマイカ』での漫談で初舞台を飾る。その後、ぜんじろう&月亭かなめの漫才コンビで、昭和63年、第9回今宮子供えびす新人漫才コンクールで福笑い大賞、平成元年、第10回ABC新人漫才落語コンクールで最優秀新人賞、第11回上方お笑い大賞(読売テレビ)にて最優秀銀賞、第24回上方漫才大賞(ラジオ大阪)にて新人奨励賞をそれぞれ受賞した。また、その活動を海外へと展開し、平成11年には第5回L. A. COMEDY STORE STAND UP COMPETITIONにて第2位モーストユニーク賞を受賞するなど、世界的に活躍すると同時に高い評価を受けている。